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<ご挨拶>
今年度の学術研修について
会長・福島賢治
漢方鍼医会は大きな目的をもって平成5年4月に創設されました。それから15年間が経過しました。10年間は基礎学術の研修を通してしっかりとした土台を構築してきた貴重な年月でありました。我々が創設時に思い描いた大きな目的とは、病理を取り入れる事により臨床経過が説明出来ると共に治療に確信の持てる「漢方はり治療の学術体系構築」でありました。この目的の為に一歩一歩、確実に歩を前に進めてきたのであります。
漢方鍼医会として、確かなる真価を発揮するのは今後5年間の学術研修にかかってくることでしょう。今年度は7月に大きな大会を控えています。それは東京にて開催される第16回夏期学術研修会であります。
今年度の学術研修につき簡単に述べてみたいと思います。
入門部は、診察から治療への研修を行います。目的は、1年間の基礎学術研修を踏まえての臨床応用に結び付ける研修となります。
養成講座は、身体各部の病症と基礎理論を踏まえての診察・診断・治療のプロセスを研修します。目的は、病因・病理・病症を通して「説明の出来る漢方はり治療」にあります。研修部との連携も、講義や実技を通して行うように企画しています。
研修部は、「難経」一色の研修であります。本会の会則第2条には、「本会は、素難医学体系に基づく漢方はり治療の学術の研究とその実践及び普及啓蒙を目的とする」とある如く系統立った古典医学研修は重要です。今年度は、難経を基本とした臨床実践をされておられる講師を4名招聘致しました。
今年度は、講師の講演や会員の研究発表を通して、難経医学の真意を究明し揺るぎない漢方はり治療の確立を目指します。
※入門・養成・研修部の研修内容は、各部の年間研修カリキュラムを参照。
漢方鍼医会は、学術研修として研修部・臨床家養成講座・入門講座の三部制が充実しています。全国には、地方組織として7組織があり毎月実技研修会を開催しております。向学にもえる同志の参加を歓迎致します。
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